ソーシャルメディア先進国:アメリカ企業で88%増の募集職種!求められる資質と、気になる給与

2012/03/29    カテゴリー: ソーシャルメディア



ソーシャルメディア先進国:アメリカ企業で88%増の募集職種!求められる資質、気になる給与

先日、ソーシャルメディアの運用担当者である「コミュニティマネージャー」について取り上げました。

ソーシャルメディア上でのコミュニケーションの重要性、情報発信の重要性については、ソーシャルメディアを運用したことのある人にとっては、十分に認識されていることでしょう。そして、ソーシャルメディアの理解は運用担当者だけではなく、人事担当者などにも求められるようになっています。

今回は、さらに進んでコミュニティマネージャ以外のソーシャルメディア職について紹介していきたいと思います。

アメリカではソーシャルメディア関連職種の募集が88%増

日本では、ソーシャルメディア担当者を専任でおいている企業はまだまだ少ないのが実態です。「ソーシャルメディア白書2012」によれば、ソーシャルメディア主幹部門が設置されている企業は37%、1名以上の専任担当者がいる企業が12.6%となっています。

一方で、ソーシャルメディア先進国アメリカでは、業務説明の中に「ソーシャルメディア」という単語を含んでいる職種の求人は、2011年1月と2012年1月を比較すると、なんと88%も増加しているというデータがMainStreetというメディアに掲載されました(統計データのソースはindeed.com)。

▼Why All Job Hunters Need to Master Social Media
(求職者がソーシャルメディアをマスターするべき理由)
http://www.mainstreet.com/article/career/employment/why-all-job-hunters-need-master-social-media

求職者がソーシャルメディアをマスターするべき理由

では、具体的にどんな職種が求められているのでしょうか。求人サイトに掲載されているデータを調べてみました。

典型的な求人の要件と、おおよその給与(年収)を紹介します。なお、給与については「salary.com」というサイトのデータを使って調査をしています。

ブランドマネージャー

アメリカの労働統計情報などを提供するU.S. Bureau of Labor Statistics(http://www.bls.gov/)のデータによれば、ソーシャルメディアの台頭に伴い、広報関連の職種の求人が増加傾向にあるそうです。

■要件:
複数プラットフォームでの企業ブランドの管理。ブランドイメージがブレないようにする。ソーシャルメディア炎上に当たっては、問題解決にあたっての責任を強く問われる。

■求められる資質:
そのブランドが好きで広めたいという情熱。以下のような能力。
・ブランドコンセプト、ユーザーのブランドへの想いや期待の理解力
・企業の広報業務の知識
・伝わるメッセージの発信力

■給与:
中央値=$91,656 (およそ759万円)

ブランドマネージャー

マーケティングマネージャー

ソーシャルメディアを使ったマーケティングの職種です。従来のマーケティング手法にこだわらず、ソーシャルメディアを使った柔軟な対応が求められます。

■要件:
マーケティングや広告に関する活動の管理、オンラインマーケットリサーチ、クリック課金によるキャンペーンなどのマーケットリサーチの統率を行う。Facebook、Twitter、YouTubeなどを使ったオンラインマーケティングプランの企画の経験。

■求められる資質:
ソーシャルメディアを介した情報発信が好き。以下のような能力。
・ソーシャルメディアマーケティングの知識
・ユーザーが話題にしたくなるキャンペーンの企画力

■給与:
中央値=$86,064 (およそ711万円)

マーケティングマネージャー

コンテンツライター

この求人も、ここ最近増えてきている職種です。ブログやWebサイトのコンテンツは、Webサイトやソーシャルメディアへのトラフィックを増加させ、結果的に売上に影響するからです。

■要件:
ライティングスキルが最も重要で、それ以外にソーシャルメディアへの知識も必要。業界に特化した知識があればなおよし。

■求められる資質:
ブランドにあったテキストが書ける。以下のような能力。
・文章力(論理性、読みやすさ、書く速さ、正確性など)
・情報収集能力

■給与:
中央値=$70,476 (およそ583万円)

コンテンツライター

ソーシャルメディアスペシャリスト

SEO分析をベースとして、企業のソーシャルメディア対応の活動の中心となる職種です。Googleのランクや競合のソーシャルメディア活用動向などについての調査も必要です。コンテンツライターが使うべきキーワード分析、マーケティングマネージャーが注力すべき施策、ブランドマネージャーのブランディング施策のアドバイスも行います。

■要件:
SEOの知識、コンテンツマーケティングの知識、ソーシャルメディアの最新情報のキャッチアップ。

■求められる資質:
収集したデータから仮説を立ててそれを実証することが好き。以下のような能力。
・データ分析能力
・データに基づく将来予測

■給与:
salary.comにデータなし、他のサイトなどを調べるとおよそ$7,500(620万円)ほど。

まとめ:国内でもこれから必要になりそうな職種

今回はアメリカの求職データを中心に調べました。こうした職種の重要性は給与などからも推し量ることができます。日本でも、ソーシャルメディア担当者を専任で募集している企業をFacebookなどでみかけるようになっています。

今後、ソーシャルメディアの企業利用がさらに重要になり、その責務が認知されていけば、こうした専門職の求人も増えていくでしょう。

今は、兼任でやっているけれど・・・という企業も専任の担当者を雇って、本格的に取り組んでみてはどうでしょうか。

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株式会社grooves
池見 幸浩
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