バスの中で会社説明会!カラオケで面接!「企業のユニークで面白い採用スタイル」まとめ

2012/02/28    カテゴリー: 事例紹介(海外・国内)



バスの中で会社説明会!カラオケで面接!「企業のユニークで面白い採用方式」まとめ

2013年度新卒採用活動が本格化するに連れ、各社とも様々な取り組みを行っています。

11月末にアップした記事「いよいよ本格スタート!「2013年度の採用活動」はどうなる?企業のユニークな取組みと戦略を探る」でも少し触れましたが、

今回は、採用活動に関連するおもしろい取り組みを採用活動のステップごとに紹介したいと思います。

紹介の最後に独断ではありますが、各方式のメリット・デメリット、そして企業として採用する場合に注意するべき点をまとめてみましたので、あわせて参考にしてみてください。

会社を知ってもらうための工夫

■旅する会社説明会:面白法人カヤック

2013節就宣言』と題し、他社に提出したES(エントリーシート)でも応募OKの「ES使い回し」、Facebookなどのアカウントでログインすれば応募が完了する「ワンクリック採用」で、すでに大いに話題を読んでいる面白法人カヤックの就職活動キャンペーン。

第三弾は「旅する会社説明会」。これは、カヤックの専用のバスが日本全国を順番に回り、その地域の学生を乗せて、バスの中で会社説明会を実施するというもの。

地方学生にとっては、交通費、宿泊費、時間を節約できるだけでなく、ホームの地元を回りながらの会社説明会ということで、アウェーの心細さもありません。

運行するバスも派手で、地元の人へのアピール効果もバッチリです。

旅する会社説明会

この方式のポイント!

<メリット>
地方の学生にもアプローチできる

<デメリット>
時間、場所が限られているので、満席になったら参加できない

<注意点>
企業のコスト、交通安全、バス酔い(説明担当者、学生)

■会いたい社員に会おう「公式OB訪問」:ADK

「公式OB訪問」は、採用サイトに掲載されている社員を選んでOB訪問の申し込みをすると、調整の上該当の社員と話をすることができるという取り組みです。

公式OB訪問

公式OB訪問が可能な社員は、年代、職種、入社年度、勤務地などから並べ替えて表示することができ、写真をクリックすると、その人についての詳細ページにとびます。

また、すでにOB訪問の期間を終えた社員には、参加した学生からのメッセージが掲載されています。

この方式のポイント!

<メリット>
大学にOBがいなくても、OB訪問できる

<デメリット>
期間と人数制限があるため抽選に漏れる可能性がある

<注意点>
社員のスケジュール調整

■ソーシャルリクルーターに聞けば疑問解消:セプテーニグループ

疑問や質問があっても、会社説明会で質問できなかったり、答えを聞いたらまた別の疑問がわいてきた、という経験をしたことのある就活生も多いはず。

セプテーニグループでは、こうした状況を解消するために、「ソーシャルリクルーター」という仕組みを取り入れています。

ソーシャルリクルーター

これは、Facebookページに用意されたパネルディスカッションで、セプテーニグループに関する疑問や質問を投稿すると、先輩社員であるソーシャルリクルーターが回答してくれるというものです。

しかも、ソーシャルリクルーターは3次面接に実際に登場する予定で、そこでまたコミュニケーションをとることが可能になっています。

この仕組みは、「会社のことを理解してもらいたい」という思いから考え出されたそうで、双方向のコミュニケーションによって学生の不安を取り除くという企業姿勢が伺えます。

この方式のポイント!

<メリット>
学生の疑問を解消できる

<デメリット>
ページを見逃してしまう学生がいるかも

<注意点>
Facebookページへの誘導、投稿のレスポンス速度

エントリーの工夫

■重い課題:ライフネット生命

ライフネット生命は、現状の就職活動のあり方に疑問を呈し、新しい就職活動を模索していることを採用宣言にて述べています。同じような学生が同じことを話す動画も話題になりました。

ライフネット生命では「採用マニフェスト」を掲げ行動指針としています。

ライフネット生命

ライフネット生命がエントリーの際に求めるのが「重い課題」です。

重い課題

形式も枚数も自由ということで、解答に正解、不正解はありませんが、非常に難しくやりがいのある課題です。課題の提出期間は約1ヶ月となっているようです。

この方式のポイント!

<メリット>
課題に対する取り組みで学生を判断できる

<デメリット>
課題が重い分、時間がかかる

<注意点>
課題の「重さ」と学業のバランス、課題評価の工数

■動画で自己PR:ソニー・ミュージックエンタテインメント

「短くてもいい。あなたの声で、あなたの笑顔で、あなた自身を伝えて欲しい」

これはソニー・ミュージックエンタテインメントの新卒採用サイトのメッセージです。同社では、一部の学生をのぞき、「エントリーシートではなく、自分の動画を撮影して応募」することになっています。

動画では「学生時代に夢中になったこと」など4項目の質問に回答します。文字ではなく動画で自分らしさを伝えるというこの試みは斬新です。

ソニー・ミュージックエンタテインメント

この方式のポイント!

<メリット>
文字では伝えきれない思いを動画で伝えられる、個性が出せる

<デメリット>
機材や動画編集技術が必要なため、敷居が高い

<注意点>
動画データの管理

■応募には要推薦状:岩波書店

先日話題になったのが、岩波書店の採用方針です。新卒採用に応募するには岩波書店に勤める社員、または岩波書店から本を出版している著者の推薦状が必要というもので、その是非を含めて議論を呼びました。

岩波書店は、出版業界を目指すなら、知らない相手に事情を説明して推薦状の1枚でも書いてもらえるぐらいの度胸が必要という趣旨で、推薦状を必須としています。また、どうしてももらうことができない学生でも、エントリー可能にしています。

岩波書店

この方式のポイント!

<メリット>
説得力、依頼力をアピールできる

<デメリット>
一部の著者、社員に多大な労力をかけてしまう可能性がある

<注意点>
基本的に推薦者によって優劣をつけてはいけない

変わった面接で多様な人材発見

■学生が質問をして合否を決める「逆面接」:ゆめみ

ゆめみの採用Facebookページから応募すると、一次面接、二次面接が「逆面接」になります。

逆面接とは、応募者のほうが、面接時に採用担当者と現場担当者に質問をして答えてもらうというもの。

ゆめみの履歴書も用意されています。面接担当の社員から、「自己PR」「志望動機」などを聞かれることはありません。

合否の判定は、応募者が行います。この会社に入っても良いと思えば「合格」として次のステップに進みます。

ゆめみ

ただし、最終面接のみは役員面接となっており、通常どおり応募者が質問をされて答え、合否を判定されることになります。

この方式のポイント!

<メリット>
応募者が会社を判断できる

<デメリット>
自己PRできるのは最終面接のみ

<注意点>
最終面接の判定

■ボーリングで面接通過「アミューズメント採用」:シグマクレスト

ボウリング、カラオケ、ダーツなど社員の趣味と勝負し、勝てば一次面接通過というのが「アミューズメント採用」です。実は、勝つだけではなく、勝負の中で社員と気が合えば「採用」ということも。

「遊ぶことも大事」というポリシーのもと、こうした採用方針を打ち出したそうで、すでに数年前から実際に取り入れています。

アミューズメント採用

こうした勝負や遊びを通して、面接では聞けないような話が聞けたり、気配りやコミュニケーション能力なども判断できるということです。

この方式のポイント!

<メリット>
社員、応募者ともに勝負を通してコミュニケーションできる

<デメリット>
直接の業務と関係がない

<注意点>
時間とコスト

■宝探し:ボヤージュグループ

時空に眠る大陸の秘宝」と名付けられたボヤージュグループ2013年の新卒採用では、チームに分かれて宝探しゲームを行います。詳細はこちらの記事に紹介されています。

▼新卒採用に「ゲーミフィケーション」取り入れたベンチャー企業
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/02/20

時空に眠る大陸の秘宝

チームでの活動を通して、書類や面接ではわからない協調性やリーダーシップなど、学生の個性をはかります。

この方式のポイント!

<メリット>
宝探しを通して、学生のグループでの役割を評価できる

<デメリット>
企画、準備などに手間がかかる

<注意点>
チームプレーの評価手法、観察手法

内定後に成長できる環境を!

■卒業後半年の自由時間「Brave採用」:DIESEL

DIESELは、卒業後の6ヶ月間を「学生時代に忙しくてできなかった事」「社会人になる前にやっておきたい事」など、自分らしさを高め、また、自分を成長させてくれることにチャレンジするための期間として、内定者に自由に使ってもらい、入社を10月とする「Brave採用」を始めました。

卒業後のフリーな時間の過ごし方は、本人次第。学生でもなく、社会人でもない時間を有効活用できることは、大きなチャンスでしょう。

DIESEL

この方式のポイント!

<メリット>
6ヶ月間で大きく成長できる

<デメリット>
無給期間になってしまう、無為に過ごしてしまうことも

<注意点>
内定者の心変わり

■入社一時金120万円「ニコニコ入社一時金制度」:ドワンゴ

ドワンゴでは、中途採用でリーダークラス以上の内定者に、「ニコニコ入社一時金制度」として1,262,500円を支給しています。

さらに、同額の1,262,500円を内定者が指定するオープンソースコミュニティなどの技術団体や慈善団体などにドワンゴ名義にて寄付することになっています。

支払いは入社した最初の給料日なので、入社までに豪遊するというわけにはいかないかもしれませんが、入社に伴う引越しなどに当てられるため、ありがたい制度です。また、同額が寄付されるというのも、企業のCSRとして評価できます。

ニコニコ入社一時金制度

なお、この精度は2011年7月1日(金)00:00~2012年9月30日(日)23:59の期間の間に同社Webサイトよりエントリーした内定者のみに適用されます。

この方式のポイント!

<メリット>
内定者だけでなく、社会にも貢献できる

<デメリット>
入社して最初の給料日まで受け取れない

<注意点>
費用

番外編:非公開だけど面白求人

■強豪チームの万年補欠求む!?新しい就活スタイルの提案

ミートボールは、これまでの就職活動にしばられない求人応募、募集ができるサイトです。ちらっとサイトを見てみると、以下のような奇抜な採用案件がたくさんあります。

「強豪チームの万年補欠採用」
「スポートエリート卒業しました採用」
「他薦100人採用」
「神の舌採用」

応募条件を満たす場合、サイトからエントリーするとその採用企画に賛同した企業から面接の連絡などがある、という仕組みになっています。

ミートボール

採用アイデアの募集もやっているので、おもしろい採用企画を思いついたら投稿してみるのもよいかもしれません。

この方式のポイント!

<メリット>
既存の方式に縛られない視点から人材採用ができる

<デメリット>
基本的に社名非公開求人

<注意点>
奇抜すぎるアイデアは応募数が少ないかも

まとめ:他にどんな採用方式があるか?

さて、少し変わった採用方式を取り上げてみましたが、いかがでしょうか。

手法を少し変えてみることで、書類審査、面接といった流れだけでは見つけられなかったぴったりの人材を見つけられる可能性が広がりそうです。

なお、採用方式ではなく、ユニークなキャッチコピーを採用している企業も増えてきています。合わせて参考にしてみてください。

ソーシャルメディアをどう活かす?企業の採用サイト「キャッチコピー」22選まとめ!
http://www.social-recruiting.jp/archives/5545

また、他にもこんな採用方式があるよ!という情報があればコメントいただけますと幸いです。

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株式会社grooves
池見 幸浩
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