これは面白い!「企業の採用動画・CM動画」12事例から分かる採用手法のトレンド

2012/02/16    カテゴリー: 事例紹介(海外・国内)



これは面白い!「企業の採用動画・CM動画」12事例から分かる採用手法のトレンド

今回は、世界の人材ビジネス会社や、企業の採用時においてどのように動画が活用されているかをまとめます。

2005年4月23日、「動画マーケティングが世界を変える!」と言われ、YouTubeに初めて動画がアップされてからこの春で8年目となります。

動画配信サービスであるYouTubeや、最近ユーザーやコンテンツが増え始めている「Vimeo」も広義ではSNSです。先進的企業は、YouTube内に企業の公式ページを持ち、動画を通してユーザーとコミュニケーションを行い情報発信をしています。

先日のスーパーボールのスポット広告でも、人材ビジネス企業としては、唯一「Careerbuilder.com」が世界一高価とも言える値段で30秒広告を出していました。

▼詳細はコチラ

今回は、時代ごとに世界でどのような動画が発信されているかということについてまとめます。

1999年〜2000年代初頭:将来への期待と企業の責任

やはり、2000年以前の時代において、最も印象に残るCMは、「Monster.com」の

When I Grow Up』シリーズでしょう。

インターネットバブル崩壊の少し前となる1999年、「The Monster Board」と「Online Career Center」が合併し、「Monster.com」となりました。

このCMは、未来への希望や夢を感じさせると同時に、企業側も職に携わる使命感や重責、崇高さを感じさせるシリーズとして、その後も長くバージョンを替え配信されていました。

▼Monster.com:When I Grow Up

2000年代半ば:ユーモアとウィットに飛んだCM

そして、「Monster.com」のYouTube公式ページで最も閲覧されている動画が、2000年代中頃の同じくスーパーボールで配信された『Fiddling Beaver Official Super Bowl Ad』CMです。

また、Career Builderの猿を使ったCMもありました。

この時期になるとテレビ広告の常連となる大手求人媒体のスタイルは、ウィットや少し皮肉を織り交ぜ、ユーモアある内容へと変貌していきます。

▼Monster.com: Fiddling Beaver Official Super Bowl Ad

▼Career Builder Ads, Monkeys

2000年代後半:苦しい時代の生き残りと応援

2000年後半、アメリカでは、リーマンショックという大きな経済不況に突入する中、「苦しい時代をなんとか新しい可能性を模索しよう、乗り切ろう、生き残ろう、そのためには転職を。」というように、転職はサバイブする手段であるというコンセプトに変わっていきました。

▼monster.com commercial

▼Superbowl commercial 2009 career builder full version

 

この時代、日本でもジワジワと、リーマンショックの影響が見え始めてきた中、国内の人材ビジネス事業者からも世界に負けない見ごたえのある作品が生まれています。人材ビジネス事業者の立ち位置を明確に提示し、なんとか、苦しい時代を共に駆け抜けようという非常に心強いメッセージを受け取ることができました。

▼リクナビ2009山田悠子の就職活動「前半戦」90秒

▼リクナビ2009山田悠子の就職活動「後半戦」90秒

2010年代:企業の採用動画の時代

2010年代、現在配信されている人材ビジネス事業者のCMには、2000年代後半のトレンドから大きなシフトを感じるものはありません。

一方で、新しい潮流として、企業が独自に自社の採用をアピールするために「求人企業の採用動画」を作成するという動きがあります。こうした求人を目的とした動画は多岐にわたり活用され、様々なものが生まれています。

■Facebook

まずは2012年2月に上場を申請したFacebook。

非常にシンプルな動画で、音楽もMacのフリー素材で作られています。この動画以外にも様々な人のインタビュー動画が用意されており、ダイバーシティー(多様性)やエンジニアにとっての環境などを従業員自ら紹介することで、職場としてのFacebookをアピールしています。

▼Facebook’s Recruitment Video
Facebook's Recruitment Video
http://www.facebook.com/careers/life.php

■LinkedIn

そして、LinkedIn。もちろん自社サービスを使った採用活動は積極的ですが、YouTubeにも公式ページを設置し、相当数の動画を発信しています。特にエンジニアに対する情報開示動画は積極的に行っているようです。

▼LinkedIn Hackday

■Twitter

TwitterもYouTubeに公式アカウントを用意し、積極的に活用している1社です。Twitterが発信する動画は、他のトレンドに流されることなく、毎度ウィットにとんだ独自性あるスタイルです。最新の下記の動画もとても面白いものになっています。

▼At Twitter, The Future is You!

■株式会社オプト

最後に紹介する動画は、日本からの1本で、株式会社オプトの新卒採用MOVIEです。

アニメを活用した5分を超える超大作で、動画として非常に高いクオリティで作成されています。「新卒採用に注力し、育てる」という文化は世界的にみても、あまり類のない文化のため、グローバル化する昨今の採用領域においては目立ちます。

こういうチャレンジングな取り組みの先に、日本独自のすばらしいスタイルが確立されていくはずです。

▼株式会社オプト新卒採用MOVIE

まとめ:企業が動画を作ってメッセージを発信する時代に

2000年代から現在までの人材ビジネスの広告、企業の求人動画を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。時代に流れや景気の動向によって、メッセージや伝え方がずいぶん変わることがわかります。

2010年に入ってからは、企業が独自に動画を作成するという動きが出てきています。自分たちで作成した動画をYouTubeにおけば、テレビCMのように高額な広告費を払うことなく、自社のメッセージを伝えられるようになったので、企業の採用動画は今後さらに広まっていくでしょう。

今回紹介した動画以外にもまだまだ素晴らしいCMや企業動画はあると思いますので、見つけたらぜひコメント欄でお知らせください。

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株式会社grooves
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