人と人のつながりを活用する!ひとづて採用「リファーラルリクルーティング」とは?

2012/02/06    カテゴリー: 最新動向(海外・国内)



人と人のつながりを活用するソーシャルリクルーティング! ひとづて採用「リファーラルリクルーティング」とは?

「人と人のつながり」を活用する究極のソーシャルリクルーティング、

 それが、「ひとづて採用」リファーラルリクルーティング。

SNSを採用に活用する4つのメリット

SNSを活用した採用手法であるソーシャルリクルーティングは、まだまだ世界的にも確立された成功手法はなく、これから様々な手法が開発され発展していきます。ここで、ソーシャルリクルーティングの4つのメリットを改めて整理してみましょう。

現時点で採用にSNSを活用するメリットとして、最も簡単で、最も活用されているのが「拡散力」です。「いいね!」やシェア、RTなどの機能によって、誰でも自分のネットワークに情報を拡散させ、露出度を上げることができます。さらに、こうした情報を使って、候補者と企業のマッチング率や精度を向上させていくことには、まだまだ大きな可能性があります。

2つ目のSNSを活用するメリットが、「コミュニケーション機能」です。企業は、今まで一方的だった候補者とのコミュニケーションを、SNSを使ってインタラクティブなコミュニケーションにすることができるようになりました。Facebookページを始めとしたプラットフォームを活用して、応募までには至らない潜在層となるファンとの対話を通して、共感を育てて、応募動機を醸成することができるようになりました。

3つ目が、「情報発信力」です。ソーシャルシフトは、どんどん企業を透明化していき、企業の良い情報、良くない情報も公開されるようになっています。その上で、企業が優秀でかつ企業文化に合致した人材を採用するには、その企業自体が、働く人材にとって魅力的かつ働きがいのある職場を用意すべく努力し、企業文化含めて可能な限り情報発信することが求められます。企業の情報発信は結果として、今まで以上に合致度の高い候補者を効率よく集めることができるようになるでしょう。

そして、4つ目の最も重要なメリットが、
「人と人のつながりによる信頼の可視化」です。以降はこの点について詳しく解説します。

最も価値ある「人と人のつながりによる信頼」

・成績優秀な社員からの紹介
・信頼できる外部の方からの紹介
・著名な方からの推薦状をもってきた応募
・信頼できる転職コンサルタントからの推薦
・対象学部の教授からの推薦  等

こうした「信頼できる人からの紹介・推薦」のことを、
「リファーラル:Referral」と言います。

すでにアメリカでは、リファーラルに対する様々な調査結果があり、アメリカ企業では従業員採用において、実に69.1%の企業が戦略的にリファーラルを活用しています。

リファーラルリクルーティング
[出展]Jobvite Social Recruiting Survey Result 2011

リファーラルのメリット

このリファーラルには様々なメリットがありますが、アンケート結果順でみてみると、以下のようになります。

1位:企業文化や価値観への親和性
2位:採用行程の短縮
3位:採用コストの削減
4位:上司からの高い満足度
5位:長い就業期間(少ない早期退職)
6位:短期間での成果

リファーラルリクルーティング
[出展]JJobvite Social Recruiting Survey Result 2011

また、アメリカの転職者にとってもリファーラルを活用した転職手法は、転職活動において、新聞・雑誌などのメディアやネットの求人媒体よりも、重要であるというデータもあります。

 

リファーラルリクルーティング
[出展]Jobvite Social Job-Seeker Survey-2011

国内でもリファーラルはすでに活用されている

そして、このリファーラルの重要性は、アメリカのみならず日本でもデータで読み取ることができ、「人材サービス産業の近未来を考える会」が厚生労働省の「雇用動向調査」を元にしたデータによると、実に年間転職者の23.4%となる93万人が「縁故」を活用して転職しているというデータがあります。

転職入職者の入職経路(2010年/新規就業者は含まない)

リファーラルリクルーティング
[出展]2020年の労働市場と人材サービス産業の役割
社団法人全国求人情報協会、社団法人日本人材紹介事業協会、社団法人日本人材派遣協会、社団法人日本生産技能労務協会という人材ビジネスを代表する主要団体で設立された「人材サービス産業の近未来を考える会」が発表した年間求職における縁故を締める割合

人のつながりを使った「リファーラルリクルーティング」の可能性

「縁故」や「コネ」というと、血縁や宗教上のつながりを連想させる英語の「nepotism(縁故主義、縁者[身内]びいき)」などのような、少し閉ざされた印象を持たれがちですが、リファーラルは、「人づて」という、人と人のつながりを表す、もっと広い意味を指します。

元々、人々がオフラインで活用してきた「人と人のつながりによる信頼」を活用した転職活動、採用活動は、SNSのソーシャルグラフを活用することで、もっと便利に、もっと簡単にすることができます。

私たちは、こうした転職・採用活動を、ソーシャルリクルーティングの一つとして位置づけ「リファーラルリクルーティング」と呼びたいと思います。

今後、APIやプラグインによって、もっと簡単で便利に様々なソーシャルグラフを活用できる時代がやってきます。その際には、このリファーラルリクルーティングという新しい市場が盛り上がり、結果として雇用情勢の改善や理想的な雇用関係など、より良い未来へのきっかけがもっと生まれることが期待できます。

Image: ddpavumba / FreeDigitalPhotos.net

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