Facebookページは作った!で、次は何をすればいいの?ウォール運用の基本とコツ【初めてのFacebook採用ガイド】


Facebook採用の担当者になってしまった旅行会社「株式会社にこにこ☆トラベル」の人事部で働く木下(きのした)君。なんとかFacebookのアカウント登録を行い、手とり足取り教えてもらいながらFacebookページを作成し一安心。ところがまた新たな問題が・・・・。 (⇒過去記事)
助けてー!りくるちゃーーん! はりきって上司にFacebookページを見せたらね、 『…で、コミュニケーションはとれてるの?』 なんて言われたんだけど!どうしよーー。。涙 だいたい、Facebookページでコミュニケーションって何をやればいいの?実は、ウォール投稿の仕方もよく分からないんだけど・・・ |
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(株)にこにこ☆トラベル 人事部 木下 |
どうしよう(*´・д・)(・д・`*) もう12月になっちゃうよー! Facebookページのウォール投稿には、いろいろなコミュニケーション方法があるの。まずはそれをおさえておかなくちゃ!
・Facebookページのウォール投稿の基本
・ウォールでのコミュニケーション方法とコツ
・アカウントの切り替え
それではライターさん、よろしくお願い致します。
Facebookページのウォール投稿の基本
Facebookページのウォールでは、「近況、写真、リンク、動画、クエスチョン」を投稿することができます。
Facebookページに投稿した内容は、「いいね!」をクリックしたユーザーのニュースフィードに表示され、コミュニケーションのきっかけになります。
基本の投稿は、テキストだけの投稿にあたる「近況」の投稿です。
テキストボックスにコメントを入力して、右下にある「シェア」ボタンをクリックすれば完了です。
続いて、Webサイトのリンクをシェアしてみましょう。
「リンク」をクリックすると、URLの入力のためのテキストボックスが表示されるので、入力して「添付」ボタンをクリックします。
添付をクリックすると、入力したURLについてコメントできるテキストボックスが表示されるので、コメントを入力し「投稿」ボタンをクリックします。
なお、最初に紹介した「近況」のテキストボックスにURLを投稿した場合でも、「リンク」からURLを添付した場合と同じように自動的にリンクを読み込みます。
ウォールに写真を投稿する
続いて写真の投稿です。
写真を一緒に投稿すると目立ちますし、ユーザーも「いいね!」やコメントを付けやすいので、おすすめです。写真の投稿方法には、ウォールに直接投稿する方法と、アルバムを使って投稿する方法があります。
コンピュータに保存した写真を、ウォールに直接投稿する場合は、「写真」をクリックして、「写真をアップロード」をクリックし、画像を指定してアップロードします。
画像を投稿後、コメントも一緒に投稿することができます。
ウォールの写真をクリックすると、大きな写真が表示されます。表示されるコメントはウォールに投稿したコメントと一緒です。ユーザーからコメントがあった場合は、そのコメントも表示されます。
なお、ウォールに投稿した写真は、「写真」メニューの「ウォールの写真」としてまとめられます。
アルバムを使って投稿する
複数枚の写真を投稿する時は、アルバムとしてグループ分けして投稿するとわかりやすくなります。
「写真」をクリックして、「アルバムを作成」をクリックし、画像を指定してアップロードします。
画像を投稿後、アルバムの名前、写真の説明などを指定することができます。アルバムを作成するとウォールに「今すぐ公開」するか、ウォールへの投稿を「スキップ」するか選ぶことができます。
「今すぐ公開」をクリックすると、ウォールに『にこにこトラベルさんがアルバム「ロシアの写真」に写真を3枚追加しました。』というようなメッセージと写真が一緒に投稿されます。
アルバムを使って投稿すると、写真が最大3枚まで表示されます。アルバムのカバー写真(表紙)に設定した画像が大きく表示され、他の2枚はやや小さく表示されます。アルバムはニュースフィードに表示されたときインパクトがあるので、ユーザーに気づいてもらいやすくなります。
ユーザーがウォールまたはニュースフィードから「いいね!」やコメントをつけると、それはアルバムに対して「いいね!」、コメントしたことになり、ウォールとアルバムのトップページに表示されます。
アルバムを使った写真投稿の場合、その写真をクリックすると、写真を拡大できるだけでなく、アルバム作成時に写真それぞれにつけたコメントを表示します。
またユーザーも写真それぞれに対して「いいね!」やコメントをつけることができます。ただし、以下のように写真に対する「いいね!」、コメントは、ウォールの投稿には反映されません。
動画の投稿
動画は、コンピュータに保存されている動画を直接ウォールに投稿することができます。ウォールに投稿すると、ユーザーはFacebookから離れずにその場で再生できます。
例えば、TBS News(TBSテレビ報道局)(https://www.facebook.com/tbsnews)では、ニュース動画をウォールに直接投稿しています。
クエスチョンを投稿する
クエスチョンは、Facebookユーザーに質問を問いかけて回答してもらうことができる投稿です。
クエスチョンを投稿すると、「いいね!」と言っているユーザーに表示されます。ユーザーが回答をしてくれた場合、そのユーザーの友達にもクエスチョンが表示されるようになります。
クエスチョンは、「いいね!」と言っているユーザー以外も目にしたり、参加することができます。
クエスチョンを投稿するには、「クエスチョン」をクリックして質問を投稿します。質問作成後「回答の選択肢を追加」をクリックして選択肢を追加します。
なお、「他の人も選択肢を追加できる」にチェックをすると、設定された選択肢以外の回答をクエスチョンに参加するユーザーが自由に追加することができます。このチェックをオフにした場合は、最低二つ以上の選択肢を追加しなければなりません。
ユーザーとのコミュニケーションを積極的に行おう
さて、ウォールに投稿したら、早速ユーザーから反応が返ってきました。いよいよ、コミュニケーションの開始です。コメントを良く読んで返答し、会話を盛り上げていきましょう。もらったコメントが気に入れば「いいね!」をクリックするのもよいでしょう。
運用方針にもよりますが、コメントがついたらできるだけ早めに反応すると効果的です。理想は、その日についてコメントはその日のうちに返すことです。
円滑なコミュニケーションをはかるコツは、テンプレートのように同じコメントを返すのではなく、コメントの内容をよく読み、相手の意図や気持ちを汲んで、それぞれ適切な返答を毎回考えることです。さらに、コメントをくれた人の投稿頻度、どんな人かといった相手の情報もできる範囲で把握して、コメントに反映させるとよいでしょう。どんなコメントがついたら相手が喜ぶかということを考えてコミュニケーションをとるということが重要です。
なお、投稿に対して「いいね!」のみクリックしてコメントを残さない人もいます。運用者の中には、「いいね!」をクリックした人の名前をあげ全員に対して「○○さん、いいね!ありがとうございます」「☓☓さん、いいね!ありがとうございます」と毎回コメントしている人もいます。果たして「いいね!」をクリックした人は、ありがとうと言われて本当に嬉しいでしょうか?ウォールを訪れた人は、その投稿を見てどう思うでしょうか?その運用が適切かどうか、相手の気持ちをよく考えながら投稿してみましょう。
また、ウォール投稿する内容の制限や態度、ユーザーからのコメントへの返答などについては、あらかじめ「ソーシャルメディアポリシー」で規定しておくとよいでしょう。ソーシャルメディアポリシーについての詳細は、「やっぱり「ソーシャルメディアポリシー」は企業として作っておいたほうがいい?必須項目と注意点まとめ」を参照してください。
ウォール投稿する前に:アカウントの確認
さて、ここで基本的なことの確認です。
Facebookページに投稿できるアカウントは、「Facebookページ名」(例:株式会社にこにこトラベル)と「個人アカウント名」(例:小松りくる)があります。
Facebookページへの投稿は、常にページ名で投稿したいという場合は、右上にある「Facebookページ編集」ボタンか、Facebookページのタイトルの下にある「基本データを編集」をクリックします。
Facebookページの設定編集画面が出てきますので、左にあるメニュー項目から「基本設定」をクリックします。
「投稿の設定」の『このページは常に(Facebookページ名)として投稿・コメントする』のチェックをしてください。状況によって、「Facebookページ名」と「個人アカウント名」使い分けたいという場合は、チェックを外し、その都度切り替えを行います。
「Facebookページ名」と「個人アカウント名」の切り替え方ですが、Facebookページを表示したときに右側の「管理人」アイコンの下にアカウントを切り替えるリンクが表示されるので、クリックで適宜切り替えて投稿してください。
これでコミュニケーションができるように!
さて、これでウォール投稿の基本的な操作や投稿できるコンテンツの種類がわかったと思います。
ウォール投稿は、Facebookページの運用に当たって最初に覚えないといけない項目です。そして、Facebookページ運用の成否を決める最も重要なポイントです。
内容を工夫し、集まってきたユーザーが興味を持ってくれるような投稿をしていきましょう。今回は採用Facebookページなので、求職者が知りたいであろう社内の情報や職種の紹介などに加え、採用に関する情報(採用時期や会社説明会の情報など)を配信していくとよいでしょう。
今回は基本的なウォール投稿方法についての記事でしたので、どんな内容を投稿することが効果的か?などは、また別の機会に説明します。
※本記事は、2011年11月21日時点のFacebookの仕様・機能に基づいて解説しています。

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