不採用や退職でサヨナラなんてもう古い!「タレントプール」が変える企業と求職者の新しい!つき合い方

2011/11/01    カテゴリー: アプリ・サービス



不採用や退職でサヨナラなんてもう古い!「タレントプール」が変える企業と求職者の新しい!付き合い方

企業は採用計画に基づいて人材採用を行います。

しかし、予測できない社員の休職や退職、あるいは急な受注の増加による人手不足などにより、予定外の時期に採用を行うことがあります。

求職者も、転職の時期は人によって様々です。

働きながら新しい職を探す場合もあれば、退職してから職を探す場合もあるでしょう。特に働きながら職を探す場合は、求職活動ができる時期と、実際に転職が可能な時期がずれることがあります。

就職活動/転職活動においては、「ご縁」という言葉がよく使われますが、これまでは企業の採用タイミングと求職者の転職タイミングも、企業とその人の間の「ご縁」で片付けられていました。

しかし、今回取り上げる『タレントプール』という考え方は、このご縁がつながる可能性を高めることができます。

タレントプールは聞きなれない言葉かもしれませんが、海外の採用活動では一般的に使われている言葉です。

ここがヘンだよ日本型!ソーシャルメディアが変える「企業と求職者」の関係」という記事でも紹介したように、日本の採用活動は慣習・しきたりが多く、海外に比べ柔軟性にかける部分があります。タレントプールという考え方は、日本の採用活動の可能性を広げ、企業にとっても求職者にとってもメリットのある仕組みです。

「タイミングのズレ」が企業・応募者の悲劇に

「企業の採用タイミング」と「求職者の転職タイミング」のズレを実感していただくために、以下のような例を考えてみましょう。

sample
システム開発を行うA社は、クライアントから既存システムの全面リニューアルという大規模な仕事を受注しました。

規模が大きいため、社内のメンバーでは人手が足りません。

そこで、Webアプリ開発の経験のあるエンジニアを3名募集することにしました。

すると、募集枠を大きく超えた30名からの応募がありました。

そのうちの5名はスキルが高く、会社の将来の展望とも考え方が一致する人材でした。

しかし、5名全員を採用することはできません。

。。。。。。。

悩んだ結果、

断腸の思いで2名を断り、3名のみ採用しました。

しかし、3ヵ月後、中堅社員の1名が家庭の事情のため退職せざるを得なくなってしまいました。

先日、不採用にした2名に連絡を取りたいところですが、マナー違反となってしまうため、

新規に人材募集をせざるを得ませんでした。

しかし、募集をしたところ、今回は応募が少ないだけでなく前回のような優秀な人材が集まりませんでした。

結局、枠が空いてしまった1名分の新規採用は見送りとなりました。

。。。。。。。

さて、不採用になってしまった2名はどうしていたのでしょうか。

1名は別の企業に就職しましたが、給与や待遇が悪く折を見てまた転職したいと考えていました。

もう1名は、まだ就職先が決まっていませんでした。再び、A社の募集広告を見つけましたが、

一度不採用になった企業に応募するのもおかしいし、短期間に何度も人材を募集する企業は問題があるのかもしれないと考え、応募しませんでした。

結局、A社と2名の優秀な応募者は再び出会うことはありませんでした。

皆さんも、採用活動時に優秀な応募者がいるのに、採用枠の都合で断らざるを得なかったり、時期によっては採用募集をかけてもまったく人材が集まらず歯がゆい思いをしたりした経験はありませんか。

上記の例のように、タイミングのずれにより、思うような人材が集まらなかったり、就職できなかったという件数は、数字には現れにくいものの、相当数に昇るのではないかと考えられます。

欲しい人材、興味のある企業を貯めておく

こうしたタイミングのズレによる採用/就職の機会損失の解決手段として

「タレントプール」があります。

タレントプールは、企業が人材募集の有無に関わらず、興味のある人材(タレント)に登録してもらうための窓口を用意しておくというシステムです。

求職者のほうも、今すぐ応募できなくても、タレントとして登録することで、その企業に興味があるという思いを伝えることができます。

先の例では、A社が不採用の2名にタレントプールに登録してもらっていれば、人手が足りなくなったときに、2名に連絡をとることができたのです。

では、タレントプールに登録してもらうための窓口はどのように開いたらよいでしょうか。

一つの方法として自前で採用ページを用意し、その中にタレントプールという窓口を用意するという方法があります。あるいは、採用面接などの際に、本人の了承を得てタレントとして登録させてもらうという方法もあるかもしれません。

しかし、自前で用意するのは少し面倒ですし、応募者に役割や意義を伝えづらいという点があります。

そこでオススメなのが、既存のアプリやサービスを利用するという方法です。

SocialJobPostingFacebookページに求人票を掲載できるアプリ「Social Job Posting」には、タレントプール機能がデフォルトで用意されており、10名までの登録であれば無料で使うことができます。

以降は、「Social Job Posting」のタレントプール機能に焦点をあてて、実際にどのようにタレントプールを運用できるのかを紹介したいと思います。

 

なお、アプリの概要やインストール方法などについては、「求人票をソーシャル化できるFacebookアプリ「Social Job Posting」でソーシャルリクルーティングを始めよう!」を参照してください。

タレントプール機能付きアプリ「Social Job Posting」

「Social Job Posting」のタレントプール機能は、以下のように動作します。

■企業側から見た場合

企業が「Social Job Posting」を使って、求人票をFacebookページに掲載します。この求人票には、デフォルトで「タレントプール」機能が使えるようになっています。

▼求人募集をしている場合は、「応募」と「タレント登録」という二つの窓口が開かれることになります。

タレントプール

 

▼求人募集期間外の場合は、「タレント登録」という窓口のみが開かれます。

タレントプール

 

▼企業そのものにタレント登録してもらうこともできます。これは求人募集にない職種(あるいはその企業が用意していない職種)であっても、企業に興味がある人にタレント登録してもらう窓口になります。

タレントプール

 

また、不採用であったけれども、状況によっては採用したいという人材がいれば、「タレント登録してほしい」と伝えれば、タレント登録してもらえるかもしれません。

例えば、先程の例のように、企業が欲しい人材であるのに人数枠のために不採用になってしまった2名には、不採用通知を送るときに、タレントプール登録の案内も合わせて送付するといった方法が考えられます。

 

こうしてタレント登録された、いますぐには応募しない求職者・興味はあるけど応募という形はとりたくない求職者・一度は不採用になった求職者など、あるタイミングでは縁がなかった求職者は、データベースに保存されます。

ユーザーの氏名や基本情報、連絡先、スキルなども合わせて登録されています。タレント登録されたユーザーの情報を閲覧できるのは、Facebookページの管理人のみで、外部には一切公開されません。

タレントプール

さらに、そのユーザーのFacebookの個人プロフィールページにアクセスすることもできます。その人と連絡を取りたい場合は、Facebookからメッセージを送ることもできますし、登録された連絡先に連絡することもできます。

なお、個人プロフィールページの閲覧については、そのユーザーのプライバシー設定が優先されます。ユーザーが投稿の公開範囲を「公開」にしている場合は、企業の担当者でも内容を見ることができます。

■求職者から見た場合

「Social Job Posting」を使っている企業のFacebookページから、人材募集をしている時であれば、「応募」または「タレント登録」することができます。人材募集をしていない場合でも「タレント登録」することが可能です。

企業が募集していない職種、存在していない職種であっても、その企業にタレント登録してスキルをアピールすれば、企業が必要になったときに募集案内を知らせてくれる可能性も高まります。

タレント登録からは、自分の基本情報やスキル、職歴を登録することができます。企業が興味を持ってくれたら、連絡がきます。企業からの連絡を待ちましょう。

タレントプールの3つのメリット

さて、企業がタレントプールを利用するメリットとして、先述したような以下の二つのメリットがあります。

★メリット1
企業と求職者のタイミングのズレを解消する

★メリット2
企不採用者とも関係を維持できる

 

そして、もう一つのメリットがあります。

★メリット3
採用コストの削減

企業が採用募集をしていないときでも、タレント登録という窓口を用意しておくことができます。企業に興味を持った人材は、そこから情報を登録してくれます。採用が必要になったとき、改めて求人広告を出したり転職エージェントを利用しなくても、そこに登録してくれた人の中から採用をすることができます。

まとめ:タレントプールがこれまでの「ご縁」の常識をくつがえす

採用と転職のタイミングは「ご縁」。この理不尽な言葉を納得せざるを得なかったのは、タイミングの合わない企業と求職者を結びつける仕組みがなかったからです。

しかし、タレントプールという考え方に従えば、もはや「ご縁」はタイミングに左右されるものではなくなります。

「この人を採用したい!」「この企業に入りたい!」、こんな両思いの企業と人材が悲しい別れを迎えないためにも、タレントプールという考え方がさらに広がることに期待します。

Image: renjith krishnan / FreeDigitalPhotos.net

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