今日から始めるLinkedIn(リンクトイン)!アカウント作成~英語+日本語版プロフィール登録までを徹底解説!

なぜ今LinkedInか?
最近あちこちでLinkedInの話題を見かけるようになりました。LinkedInは、ビジネスに特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。
元々はアメリカのシリコンバレーでプロジェクトメンバー募集に使われていたものが評判を呼び、今ではプロフェッショナルのネットワークを結びつけるツールとして、多くの経営者やリクルーターが利用するサービスとなっています。
2011年内には日本語化されるとの情報もあり、日本での注目も日に日に高まっています。
今回は、これからLinkedInを始めようという人のために、アカウントの登録方法と、英語と日本語の両方でのプロフィール作成方法を紹介します。アカウント作成後の上手な使い方については、LinkedInを始めるためのステップガイドとして、何回かにわけて紹介していく予定です。
なお、LinkedInはアメリカの人材採用文化にのっとって作られているため、中には日本には馴染みのない登録項目などもあります。こうした項目を通じてグローバルな視点での採用事情も知っていただければと思います。
Step1:アカウント作成をする
■それではさっそくLinkedInのアカウントを作ってみましょう。
下記のURLにアクセスしてください。
http://www.linkedin.com/
アカウント作成画面が表示されるので①ー④まで入力します。入力が完了したら「Join Now」を選択してください。
ちなみに、今回はわかりやすくするために、当ブログの広報担当を務める「小松りくる」のアカウントを例として作成します。
①First Name → 名前
②Last Name → 苗字
③Email → メールアドレス
④Password → パスワード
■次に現在務めている会社を登録します。
①I am currently → 在職中または離職中
②Country → 国籍
③Postal Code → 郵便番号
④Company → 社名(※英語表記)
⑤Industry → 業種
⑥Job Title → 役職
登録ができたら「Create my profile」をクリックしてください。
その後、いくつかの設定項目を推奨されますが、すべて「Skip this step」を選びましょう。
(初期ではつながりを増やすよりプロフィールの設定を優先します。)
下記のような画面が表示されたらアカウント作成完了です。
個人プロフィールを充実させよう
さて、無事LinkedInのアカウントを作ることができました。
さっそく知り合いを見つけにいきましょうか?
それとも企業ページを作りましょうか?
待ってください!一番大切なことが残っています。
それは個人プロフィールの作成です。入力する項目が多岐にわたるうえ、記入しなくてもシステム自体は問題なく使えるため、多くの人が作成を省略してしまっています。
しかしここで質問です。
もしあなたが企業にエントリーすることになったら、
自分の履歴書・職務経歴書を省略しますか?
もしあなたがプロジェクトメンバーを集めることになったら、
自分の経歴を隠しますか?
省略しないし、隠しもしませんよね。
ビジネスSNSであるLinkedInで誰かとつながることは名刺交換に通じるものがあります。そのため、個人のプロフィールを充実させておき、自分が何者かをはっきりさせておくことが重要です。
そこで、英語と日本語の両方でのプロフィール登録の方法を紹介します。
Step2:プロフィール登録をする
■プロフィール編集画面を表示してみましょう。
まずはメニューの「Profile」→「Edit Profile」を選択します。
以下がプロフィール編集画面です。
上からプロフィールを登録することができます。
①名前とヘッドライン
(アカウント登録時に設定したものが表示されます)
②写真
③現状のシェア
④現在の就業情報
⑤過去の就業情報
⑥学歴
⑦知人からの推薦
⑧つながり
⑨ウェブサイト
⑩Twitter
⑪公開用プロフィールリンク
Step3:写真を登録する
■まずは写真を登録してみましょう。
Step2の2つ目の画面の②の「Add Photo」をクリックします。以下の画面が表示されます。
「ファイルを選択」を選び、用意しておいた写真を選択し「Upload Photo」をクリックします。
アップロードした後に写真の公開範囲を設定できます。
・My Connections → 自分の知人のみ
・My Network → 自分の知人の知人まで
・Everyone → 全体に公開
写真の選び方で気をつけたいことがあります。LinkedInはプロフェッショナルのネットワークであり、友達とのやり取りがメインのFacebookなどとは位置づけが異なります。
写真は自分の顔がはっきりとわかり、プロフェッショナルな感じがするものを選びましょう。プリクラ、友達とふざけているところ、ペットの写真、アニメアイコンなどは避けるようにしましょう。(なお、今回は例のため、小松りくるの画像を利用していますが、筆者は実際には本物の写真を利用しています。)
Step4:就業先情報と業務内容を登録する
続いて、Step2の2つ目の画面の④の[Edit]をクリックして現在の就業先の情報と業務内容なども詳細に入力します。
①Webサイト
②業種
③職種
④住所
⑤現在就業中
⑥在職期間
⑦業務内容
業務内容を詳細に設定することで、リクルーターにアピールすることができます。
Step5:ヘッドラインを作成する
続いてStep2の画面の一番上の「名前とヘッドライン」をクリックしてみましょう。デフォルトでは、ヘッドラインは在職中の会社名と職種が表示されますが、ここは自由に変更できます。自分が何のプロフェッショナルなのかわかるように、自分にヘッドライン(見出し)をつけてみましょう。
実は、このヘッドラインが重要です。なぜなら、ショートバージョンでユーザーのプロフィールを表示したときに表示されるのが、名前とヘッドラインだからです。例えば、LinkedInのヘルプを見るとサンプルとして以下のようなものが推奨されています。
・Creative director and product designer
・Patent Law expert
・Entrepreneur and Internet Visionary
・Hands-on retail manager
Step6:その他の情報を登録する
同様にStep2のプロフィール編集画面からは、卒業した大学、過去の職歴、ブログのURL、Twitterアカウントなど様々な情報が登録可能です。
できるだけ充実させておきましょう。
Step7:日本語でも登録してみよう
さて、英語での入力が完了したら、次は日本語版プロフィールの作成です。
プロフィール編集画面の右側に表示される「Create your profile in another language」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、「Language」から「Japnese」を選択し、名前や役職も日本語で記入します。
入力が完成したら「Create Profile」をクリックします。
以下のように登録内容が日本語で表示されれば成功です。職種や大学名などの一部は自動的に日本語表記になります。
続いて、Step4と同じように会社情報を編集してみましょう。以下のように英語で入力していた情報をもとに、日本語入力することができます。
同様の手順で他の情報も登録してください。
Step8:表示言語を選択する
自分のプロフィールを英語版で表示するか日本語版で表示するかは、プロフィール右上の項目でいつでも選択できます。
ディフォルトでは英語に設定されていますが、今後は日本語ユーザーがプロフィールを見ると自動的に日本語で表示されるようになることでしょう。
プロフィールの登録方法はここまでです。
素敵なプロフィールは登録できましたでしょうか。
まとめ:まずは恐れずに登録をしてみよう
今回は、LinkedInのアカウントの登録方法について、簡単に紹介しました。プロフィール登録は最初の一歩ですが、LinkedInで自分アピールするための最も重要な部分です。まずは登録してみて、他のユーザーのプロフィールなどを見ながらブラッシュアップしていきましょう。特に海外のユーザーのヘッドラインのつけ方や、職歴の書き方などは大いに参考になるはずです。
今後は、LinkedInの基本的な登録を済ませた後の使い方、企業として求人票を掲載する方法、さらに人材のスカウトの仕方などをご紹介していく予定です。
知りたい情報がありましたらぜひコメントお願いいたします。

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