求人を出しても応募がないのは人事担当者のせい!?採用時に気をつけたい10のポイント

2014/09/10    カテゴリー: ソーシャルリクルーティング



求人を出しても応募がないのは人事担当者のせい!?採用時に気をつけたい10のポイント

「売り手市場」と言われた2015年新卒採用も終盤戦です。次の2016年新卒採用は、採用活動のスケジュールが後ろ倒しになり、2015年3月から会社説明会開始、8月から面接が開始というスケジュールになっています。

後ろ倒しになったことも影響して、夏休みのインターンだけでなく、秋・冬のインターン募集をする企業も増えています。経団連の「採用選考に関する企業の倫理憲章」には、インターンは採用活動には関係ない活動として実施することが決められているものの、すでに多くの企業で2016年新卒採用を見据えた活動を開始しています。

とはいっても、実質的な採用活動が後ろ倒しになったことで、会社説明会、面接のスケジュールが他企業と重なることもあり、売り手市場が続く2016年新卒採用においては、企業による学生の奪い合いが激化することが予想されます。

採用においては、人事採用担当者の態度や行動が応募者の心象を大きく左右することもあります。先日、Jobviteが「How to Lose a Candidate in 10 Days(10日間で応募者を失う方法)」という刺激的なタイトルのEブックをリリースしていました。日本の採用にも通じる「あるある」ネタが満載なので、そのポイントを踏まえて日本の実情に則して紹介しましょう。

JobviteのEブックは以下よりダウンロードできます。
http://web.jobvite.com/Q314_House_LoseaCandidate_LP.html

1.募集要項の説明が正しくない

高給、高待遇、働きやすい環境・・・。募集要項の説明を飾りすぎていませんか。今の時代、「盛りすぎた」説明はすぐにメッキが剥がれ、悪印象を与えてしまいます。

また故意ではなく、単なる知識不足で間違った説明を書いてしまい、会社のレベルが低いと思われてしまうこともあります。過去には「表参道フォークウヱル別館」ブログの以下の記事がエンジニアの間で大いに話題になりました。

[寄稿] なぜ企業はエンジニアに見向きもされない「応募資格:JAVA業務経験2年以上」という求人を出してしまうのか
http://www.social-recruiting.jp/archives/13384

■チェックポイント
・募集要項を出す前に、要件を再確認しよう。募集要項以外の説明でも常に正しい情報を提供しよう。
・誤認、誤解をなくして、事実に基づく明確な説明をしよう。

2.ソーシャルメディア上のコミュニケーションに反応しない

採用のFacebookページやTwitterアカウントに寄せられたコメントや質問を放置していませんか。あるいは、ソーシャルメディアや掲示板などに会社の悪口が書かれているのに気づいていますか?

いまや、会社の評判もひとり歩きする時代。ソーシャルメディア上で無視することは、相手に対して失礼なだけでなく、他の人にも「コミュニケーションしない会社なんだな」と思われてしまいます。

一方、ネット上の噂に同じ土俵にたって反論することはかえって逆効果ですが、悪評がひろまっている場合は、会社としてどう考えているのか、事実なのか誤解なのか、問題にどう対処するのかを公式に発表するといった方法で、悪評の拡散を抑えることができます。

■チェックポイント
・エンプロイーブランディングの観点から、採用に関するオンライン上でのブランディングを意識する。
・悪評がある場合は事実確認をして、必要に応じて正式にコメントを発表する。

3.多忙過ぎるスケジュール

採用活動が後ろ倒しになったことで、過密なスケジュールになっていませんか。応募者、面接担当者のスケジュール調整なども含めて、人事担当者はスケジュール管理を適切にコントロールする必要があります。

■チェックポイント
・スケジュール管理ツールなどを使い、効率的なスケジュール調整を行う

4.応募者を待たせる

面接に来た応募者を待たせることが常態化していませんか?面接担当者が遅れて面接が始まらない、前の面接時間が押すといったことが重なると、順番があとになるほど面接の開始時間が遅れて応募者を待たせてしまいます。

時間管理ができないと、人事担当者の能力のみではなく、会社としての信頼性も損ないます。

■チェックポイント
・時間厳守。応募者の予定を最優先に考えよう。
・面接の担当者には事前にリマインダーを。

5.意味のない情報を提供する

人事担当者が会社のすべての業務に通じているわけではありません。それなのに応募者からの質問すべてに答えようとしていませんか?

例えば技術者採用に関する質問で、自分の知識では答えられないことを聞かれたら、関係部署に聞いて答えるようにしましょう。会社の代表であることを意識して中途半端な回答はしないようにしましょう。

■チェックポイント
・質問者が満足する回答ができるように対応しよう。
・会社の採用ページの情報を充実させ、あらかじめ応募者が必要な情報はすべて満たしておく。

6.採用情報がみつけにくい

企業サイトから採用情報にたどりつくまでが複雑で、人材を募集していることに気づいてもらえない、ということはありませんか。企業サイトを見に来る人の中には、採用情報を探している人もいます。すぐ見つかるような構成にしましょう。また、スマートフォンの対応はできていますか。スマートフォンからすぐに問い合わせや応募ができるような仕組みにしておきましょう。

■チェックポイント
・企業サイトのモバイル対応
・採用情報までの導線をシンプルに

7.人事採用担当社と応募者の一線を超える

必要以上に応募者に馴れ馴れしくしていませんか?カジュアル、フレンドリーになりすぎた会話やメール、ソーシャルメディアアカウントは企業の姿勢を問われます。また、会社の都合(面接日の変更、会場の変更など)を応募者に押し付けていませんか。

■チェックポイント
・常に適切でプロフェッショナルな態度で対応する

8. 圧迫面接で応募者を萎縮させる

複数人の面接官に一人の応募者。ただでさえ緊張して萎縮してしまいますが、この中に不適切な面接官がいると、面接そのものが破綻してしまうこともあります。応募者がどういう人なのか、希望する職種、スキルなどあらかじめ共有しておき、不適切な質問などがないようにしましょう。

■チェックポイント
・面接官と事前に打合せをしておく
・問題のある面接官は別の人に変更する

9.採用結果の通知が遅い

応募者は面接結果をいまかいまかと待ち受けています。最良の人を選びたいばかりに、判断を保留したまま数週間たってしまうことはありませんか。採用通知を出したのが遅かったばかりに、他の会社に就職を決めてしまった、ということもありえます。採用通知は早めに送りましょう。

■チェックポイント
・連絡の約束は厳守

10.新しい技術に対応しない

スマートフォンの普及によって、採用活動はスピーディーで効率的になっています。いつまでも古いやり方にこだわって、新しい方法を取り入れないと、時代遅れの会社とみなされてしまうことがあります。

本ブログでも、新しい採用活動のトレンドや海外の動向などを紹介していますので、ぜひこまめにチェックしてください。

■チェックポイント
・進化する採用ツール、サービスの情報に敏感になる

まとめ:優秀な人材に去られる前に

人材獲得競争が激化すると予想される2016年卒採用。「あそこの採用担当者がイマイチ」「採用プロセスが古臭い」という理由で、内定を辞退されることないよう、応募者が魅力を感じる採用活動を目指しましょう。

■ゲストライター 深谷歩/株式会社 深谷歩事務所 代表取締役
大学卒業後、研究調査事業のドキュメント企画、執筆などに従事。その後IT系メディアにて企画、編集、執筆などを行う。 2009年渡米、シアトルにてソーシャルメディアを学ぶ。2010年、帰国後Social Media Experienceを立ち上げる。2011年(株)深谷歩事務所設立。ソーシャルメディアやブロクを活用したコンテンツマーケティング支援を行う。著書:『小さなお店のLINE@集客・販促ガイド』『SNS活用→集客のオキテ』など。http://officefukaya.com
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