「今までの書類選考よりも10倍早く、9倍安い!」有名企業が続々導入”HireVue”から見る動画採用プラットフォーム市場まとめ

2013/04/08    カテゴリー: 最新動向(海外・国内)



「今までの書類選考よりも10倍早く、9倍安い!」有名企業が続々導入!HireVueから見る動画採用プラットフォーム市場まとめ

今回は、アメリカで盛り上がりを見せ始めてきた動画を活用した様々な採用プラットフォーム市場に関してまとめます。

動画を活用した採用プラットフォームとして、現在最も飛び抜けているのが、デジタルインタビュープラットフォームの「HireVue」です。

以下の紹介動画を御覧ください。

HireVueはすでに世界100カ国以上で利用され、最近ではウォルマート、ダウジョーンズ、レッドブル、ナイキ、スターバックス、グーグルなど日本でも有名な企業も導入しています。

HireVueは動画を使って応募者の自己紹介を見たり、企業と応募者の一次面接を行えるサービスです。昨年8月には、22百万ドル(当時で約18億円)の第三者割当増資を実施したアメリカのHR業界でも話題の1社です。

ポイントは「非同期の録画」での仕組み

アメリカのように広大な土地を持つ国の企業では、地理的に離れた場所に住む応募者を採用するときには、面接をするだけで交通費、宿泊費などのコスト、移動の労力がかかってしまうという課題があります。

Skypeでもオンライン面接を行なうことができますが、人事担当者にとっては、Skypeでの面接も対面面接と同様に日程の調整の労力や面接時間がかかってしまいます。

HireVueのプラットフォームは、こうした課題を解決するのに役立ちます。求職者は自己PRをHireVueに録画します。録画は多様なデバイスに対応しており簡単です。

録画機能だけであればYouTubeでも同じことができますが、HireVueではさらに自己PRの録画後、応募者にバーチャル筆記試験として、指定時間以内に人事が作成した質問に動画で回答させたり、テストに回答させることができます。

最近、国内の新卒採用では、一次書類選考としてオンラインテストが活用されるようになっています。しかし、友達同士が集まり助け合いながら回答するという不正行為をする学生も少なくありません。このHireVueであれば、動画録画と回答期限を制限できることで限りなく不正を排除し、対面の面接と非常に近い環境で行なうことができます。

人事は、求職者の面接の来社時間に制限されることなく、時間があるときに一気に応募者のデータを確認することができることから、HireVueでは

「今までの書類選考よりも10倍早く、9倍安い」

を明言しています。

急成長市場?すでに乱立し始める同種サービス

HireVueは、昨年の増資時にはオンラインでプログラマのコードチェックがテストできるCodeEvalの買収を発表しており、今年早々にエンジニア採用に特化したデジタルインタビューサービスCodeVueをリリースし、非対面式のコードレビューサービス市場にも参入しています。

同領域のサービスも多くあります。例えば、当ブログでも昨年4月に取り上げた「HireArt」も、シスコなどの大手企業のほか、短期滞在のための場所探しができるサービスとして話題の「Airbnb」などへの導入実績を増やしています。

[参考]
職務経歴書や面接はどこまで信用できる?雇う前に求職者の実力を知れる「HireArt」のCEOにインタビュー!

その他にも「Montage Talent」や「InterviewStream」なども参入しています。

また、順調にユーザー数を増やしているGoogle+では、ユーザーなら誰でも無料で活用できる「Google+ハングアウト」があります。Google+ハングアウトは、すでにアメリカのオバマ大統領も利用するほど安定したサービスであることから、オンライン面談やグループディスカッションなど採用ステップでの活用にも大きな可能性があるでしょう。

国内でもいくつかのサービスが同領域でサービスを開始しており、先日の『HR Innovation Meet』でライトニングトークを行なっていただいた「サイボウズスタートアップ」も人事向けの面談支援サービスを提供しています。

採用ステップとして定着しそうな動画インタビュー

ITを駆使することで求職者、企業の効率性を向上させるための市場は、確実に拡大します。

特にこのデジタル面接支援サービスは2012年にJobInterviewが行なった調査にもあるとおり、コストの削減や時間の節約、電話以上に候補者を評価できる点で付加価値が明確です。

■Q:どんな指標でビデオインタビュー活用メリットを感じますか?

Video Interviewing Survey 2012: Trends and Insights

1 旅費の削減
2 採用までの期間の改善
3 電話チェックよりも候補者チェックが有効

■Q採用過程において、いつ?またなぜ?ビデオインタビューを活用しますか?

Video Interviewing Survey 2012: Trends and Insights

1 幅広い地域に属する候補者を対象にするため
2 電話面談後に活用する
3 リファレンス(信用調査前)に活用する

([出典]Video Interviewing Survey 2012: Trends and Insights

 

ITサービスが普及することで、ワンクリックで簡単に企業に応募できようになりましたが、同時に人事にとっては膨大な数の応募者を一人ひとり評価しないといけない時代でもあります。法律では企業が応募者を無下に扱うことは許されていないため、人事の業務コストは限界に達しつつあります。

そのような中、今までに無かった新しい付加価値をもつサービスがHR業界で生まれることは大変素晴らしいことであり、社会的意義のあることです。当ブログでは今後ともそのような新しいトレンドをご紹介していきます。

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株式会社grooves
池見 幸浩
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