メチャクチャにやばい!ソーシャルメディアを使った履歴書まとめ

2012/08/06    カテゴリー: ブランディング



メチャクチャにやばい!ソーシャルメディアを使った履歴書まとめ

動画にスライド、Pinterestにインフォグラフィック。紙の履歴書はその人を伝える手段の一つに過ぎなくなりました。

最近では、東大大学院生の近藤佑子さんの自己PRや推薦者の声を載せた就職活動のためのサイトが、Webサイトのコンセプトやデザイン、その後の企画(KondouMeeting)などが斬新であったため、ネット上でたくさんシェアされ、ソーシャルメディアのタイムライン上で話題になっていました。

メチャクチャにヤバイ就活生・近藤佑子を採用しませんか?

▼「メチャクチャにヤバイ就活生・近藤佑子を採用しませんか?
http://mechayaba.kondoyuko.com/

このサイトが話題になったことで、いまや採用される側の人材は、求人サイトのフォーマットにしたがって自分のデータを埋めるだけでなく、自分で好きなカタチで好きなことをPRできるようになったということを多くの人が気づくきっかけになったのではないでしょうか。

 

今回は履歴書や求人サイトの入力フォーマットという枠を飛び越えて、自己PRをする人たちを紹介したいと思います。

企業内で人材採用を担当をされている方は、これまでのように履歴書や求人サイト、エントリーシートなど、自社に応募してきた人のデータをチェックするだけではなく、使えるツールを使って自在にPRするような自己プレゼン能力の高い人を発掘して、企業側からスカウトするようなことも人材獲得においては求められるようになるのではないでしょうか。

動画を使って自己PR

動画を使って自己PRする方式は、海外では「Video Resume」と呼ばれ、作成のためのチップスなどを紹介する記事や動画も多く見られます。いろいろ個性豊かな動画が多いのですが、今回紹介するのは「Google」に入りたいばかりに、Googleのための動画を作ったMatthew Epstein氏の事例です。

Matthew Epstein氏は、「Google please hire me」(http://googlepleasehire.me/)(Google、僕を雇ってちょうだい)というドメインのサイトまで作成しています。

Google please hire me

Google+を模したサイト構成になっています。メニューには、「Googleに入りたい理由」「Googleが僕を雇うべき理由」などがあり、それぞれ詳細にその理由が説明されています。

そして、なにより注目したいのが、口ひげ(つけヒゲ)をつけた本人がGoogleに入りたい理由を説明する動画です。

サイトから見ることもできますが、Youtube(http://www.youtube.com/watch?v=HRHFEDyHIsc)にもアップされています。なんと、この動画の再生回数は、現在113万回を超えています。

そして、動画を公開した後どうなったかというと、Amazon・Microsoft・Salesforce.comなどの大手IT企業から連絡を受け、一部の企業から内定をもらったそうです。もちろん、希望していたGoogleからも連絡があり、面接までたどりつけたそうです。しかし、結果、Googleの面接の結果、不採用になってしまいました。

最終的に彼は、大手企業からの内定は辞退して、サンフランシスコのスタートアップSigFigで働くことに決めました。最終的に同社を選んだ理由として、よいチームとGoogleに自分が求めていた夢の仕事があることから決めたということを自身のサイト(hire meとは別のサイト)で明らかにしています。

注目を集めている彼が選んだSigFigとはどんな会社なんだろうか?と気になりませんか?すでに彼はSigFigの一員として、ブランディングに一役買っているようです。

Pinterestを使って自己PR

Pinterestで働きたい!と思った時、自己PRするためのもっとも適した場所は?もちろんPinterest!ということで、ハバードビジネススクールを卒業したJeanne Hwang氏は、Pinterestを使って履歴書を作成しました。

JEANNE | for Pinterest!

JEANNE | for Pinterest!
http://pinterest.com/JeanneHwang/jeanne-for-pinterest/

LinkedInなどのオンライン履歴書がテキストベースなのに対して、Pinterestを使った履歴書は画像ベースになるため、視覚に訴えることができます。

Jeanne Hwang氏の場合、画像に簡単な説明がついていますが、画像をクリックすると、Tumblerで作られた自分のサイトJeanne for Pinterestにリンクするようになっていて、彼女の詳細な情報を確認できるようになっています。

彼女の場合も、Pinterestのためのサイトを一つ作っています。第一志望の就職先はドメインをとってまでPRするというのが最近の定石なのでしょうか(ドメインの奪い合いになりそうですが・・・)。また、彼女はTech系ブログも運営しており、そこでも自分のスキルをPRできています。

さて、彼女の場合も残念ながらPinterestには入社できませんでしたが、Pinticsという、Pinterestの解析サービスを提供する会社で働くことになりました。

SlideShareを使って自己PR

通常の履歴書からどれくらいはみ出して、自分のストーリーを伝えるか。そんな思いからJordan McDonnell氏は、SlideShareに「This is NOT my resume」(履歴書じゃないよ)をアップしました。

This is NOT my resume

なぜこんなタイトルにしたのかは、スライドを見ればわかるでしょう。彼が生まれた場所、英語を教えるためにネパールを旅したこと、ソーシャルメディアマーケティングの仕事で彼がやりたいことなど、職歴や学歴以上に自分のストーリーに重点を置いた構成になっています。about.meに自分の紹介があることも書かれています。トップページには、ゴミとして丸められた古いスタイルの履歴書のイメージもあります。

スライドで履歴書を作っている人は結構いますが、自分のストーリーを伝えるものはあまりありません。スライドの構成もシンプルでいながら、ダイレクトにメッセージが伝わってくる内容となっています。ぜひ、一度見てみるとよいでしょう。

インフォグラフィック履歴書を使って自己PR

履歴書をインフォグラフィックで作成することは、デザイナーを中心に広まっている就職活動の一つです。優れたインフォグラフィック履歴書については、以下の記事でまとめて紹介していますので、ご覧ください。

▼見ているだけで楽しい!デザインの優れたインフォグラフィック履歴書10選!&知っておくべき作成ルール
http://www.social-recruiting.jp/archives/1822

上記の記事で紹介しているのは、海外の求職者の事例ばかりなのですが、国内でもすでにインフォグラフィック履歴書を使って、企業担当者にPRし、内定を得た方もいます。

その事例については、インフォグラフィック履歴書を実際に作成して就職活動に望んだ岩野成利氏ご本人に、寄稿いただいています。インフォグラフィックを使った履歴書を作ろうと思ったきっかけ、実際の企業の反応、途中でブラッシュアップしたバージョンを作成した経緯など、実体験を元に書かれたとても参考になる記事です。

▼企業の反応は?現役大学院生が語る「インフォグラフィック履歴書」を使った就活体験談!【寄稿】
http://www.social-recruiting.jp/archives/7543

まとめ:今後求められるのは、履歴書の枠を超えた人材を見つけられる能力!

さて、4つの手法を紹介してみましたが、多くの場合、その手法だけではなく、他の手法(Webサイト、ブログ、about.meなど)も合わせて使っていることがわかるでしょう。

履歴書の枠内にきれいに収めて書くことではなく、履歴書の枠を突き破って、個性豊かな自己PRが増えると、これまでの書類選考の基準とは違った新しい評価も必要かもしれません。

もちろん、Facebookのタイムラインも自己PRの場所になっています。(参考:社会人も就活生も!Facebook新タイムラインで最低限やっておきたい設定項目あれこれ

ソーシャルメディアが個人の情報発信の場、そして情報拡散の場として力を持つになるように連れ、人事担当者も情報を積極的に発信している個人を見つけたり、評価するスキルが求められるようになるでしょう。

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